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ゲーム企画紹介

第二回:ゲームシステム(3/4)

 

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しかし、最新の状況報告がプレイヤーの手元に届くまで時差があります。「苦戦中」との報告が来た頃には、すでに敗退した可能性もあるのです。
報告が届いてから援軍を送り出しても間に合わない、ということじゃな?
左様でございます。常に先手を打ちたければ、プレイヤーの総大将は最前線の高地で陣を構えるのが宜しゅうございます。
高地ならば視界が広く、最前線ならば指示報告が届くまでの時差が短いからであろう?
さすが丞相!戦場を心得ておいでですな。
ワシは生涯勝率8割の曹操じゃ。その程度は常識じゃな。
ちなみに、このゲームでは誤報や敵の策略などが混じりますので、味方からの報告といえども迂闊に信用してはなりませぬ。
ワシは生前から猜疑心の強い男と言われておる。そう簡単に騙されんぞ!
丞相はともかく、戦場の武将達はどうでしょうな?
ムム!…確かに、騙されやすいヤツもおるのう。釘を刺しておいた方が良いかもしれぬ。
敵の策略に踊らされぬよう、部下に注意することも可能です。

しかしその場合、丞相の新しい指示も、敵の策略と疑われて無視されるかもしれませぬ。

難しいものじゃな…。
無線や携帯が無い時代なので、指示や報告は伝令、狼煙、旗などに限られます。

頻繁に行うと、最新情報の入手や指示が浸透しやすい半面、敵に察知される可能性も高まります。

奇襲や隠密作戦は、途中で連絡を取らずにやれと言いたいのか?
それが1つの理想かもしれませぬ。しかし出陣後の判断は全て武将に一任することになりますので、信頼できる武将でなければかないますまい。
うむ。あらゆる状況を臨機応変に対処できる武将など、滅多にいるものではないからな。武力や知力といった能力だけでなく、性格や志向性にも配慮する必要がありそうだ。
魏には一芸を持った武将は多うございます。従来のゲームでは、配下武将の長所を組み合わせて戦うのが常套戦術となっておりますが…。
このゲームでは、配下武将の連携を取るだけでも難しそうじゃな。第一回の話ではスピーディーな展開になりそうじゃが、状況変化に着いていけるのか?
そこがプレイヤーの腕の見せ所、ということでしょう。
そのようじゃな。

 

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