TOPに戻る

 

 

ゲーム企画紹介

第一回:地域制圧戦(3/3)

 

_
いやなに、話を聞いていると、攻城戦なのに攻撃よりも防御の方が難しそうな気がするのでな…。
左様でございます。
しかし孔明よ、「城は守り易く攻め難い」「城はカタくて攻略に時間がかかる」というのがゲームの常識ではないのか?
それは1つの城にのみ着目した場合の話でございます。例えば、樊城1つを力攻めで落とそうとした場合、攻略は容易ではありません。
敵城1つ攻略するのも難しいのに、沢山あると逆に攻略が たやすくなる、というのが腑に落ちんのじゃが…。
まず、籠城の目的から確認しましょう。籠城の目的とは、すなわち援軍到着までの時間稼ぎです。援軍無しで戦況を打破する戦力があれば、籠城する必要などありませぬ。
そうじゃな。それで?
籠城側は援軍をアテにしているわけです。しかし周囲の城が全て陥落し、籠城軍が完全に包囲されて援軍が絶望的となった場合はいかがでしょうか?
なるほど、そうなっては籠城側に勝ち目は無いな。
籠城軍の士気は落ち、脱走や裏切りが相次ぐことでしょう。これを防いだとしても、補給が無い以上、いずれ兵糧が尽きます。
つまり、周囲の城が全て陥落すれば、補給や援軍が断たれて籠城軍は降参する、というわけじゃな?
左様でございます。ちなみに、連戦連勝で勢いが盛んになると、敵城が次々と降伏してくる場合がございます。連鎖ボーナスとでも言いましょうか?
敵城が次々と?何とも豪快なゲームじゃのう。
逆にもし連敗するようなことがあれば、味方の城が次々と寝返るかもしれませぬ。油断は禁物でございます。
しかしそれでは、どちらか一方が勢い付くと、止められぬのではないか?
勢い付くと、攻撃力は上がりますが、気が大きくなって油断しやすくなり、隙ができます。どんなに優れた将でも、隙を突かれると脆いものです。
一般論としては理解できるが、しかしゲームで隙を突くことが可能なのか?知力が高ければ敵の計略を防ぐのではないか?
従来のゲームは、パラメータが高ければ戦闘や計略に強いというものでしたが、このゲームは違います。戦闘や計略の概念から異なる、と言っても過言ではないでしょう。
つまり、敵の隙を突くことができる画期的なシステムがある、ということじゃな?どのようなシステムなのだ?
画期的なシステムはございますが、説明が長くなりますので、またの機会にしましょう。
何じゃ、もったいつけおって。…まぁ確かに長話になってしまったからな、それも良かろう。次回が楽しみじゃ。
ちなみに、次回は曹操殿と司馬懿殿が説明される予定で、我々の出番はありませぬ。
何じゃと!せっかく二枚目に描いてもらったのに、もう終わりか?
…そんなに焦らずとも、このコーナーはしばらく続くようですから、またの機会もございましょう。
…そうか、いやつい焦ってしまったな。

最近はワシら三国志の人物が、三枚目だったり、女の子だったり、ロボットだったりするのでな。二枚目の顔をアピールしとこうかと…。

それだけ民衆に慕われているということでしょう。嘆くことではありませぬ。
いや、ワシは良いのじゃが、曹操が知ったら何と言うか…。
……。
……。
ナレーション  

劉備&諸葛亮は心の中で呟きました。

(しまった!さすがにフォーローできん!)

 

…と、ともかく、後は次回担当者に任せて、我々は御暇(おいとま)しましょう。
そうじゃな。また会える日を楽しみにしておるぞ!
_

 

前のページを読む 三国志軍記のコーナーに戻る  

 

TOPに戻る

 

inserted by FC2 system