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2011/1/29 Na-7
　

テクスチャカラーを配列に格納する

注意	この資料は、筆者が自らの経験を記録したものであり、他人に勧めるものではありません。この資料を参考として行った行為がいかなる結果になろうとも、筆者は責任を負いませんので予めご承知おきください。

◎目次

◎概要

◎使用ツール

◎サンプルコード

◎補足事項

◎概要

テクスチャカラーを配列に格納するサンプルコードを紹介する。

◎使用ツール

ツール名	入手元
XNA3.1（XNA GameStudio 3.1：ゲーム開発用フレームワーク）	http://msdn.microsoft.com/ja-jp/xna/default.aspx

◎サンプルコード

// テクスチャカラーを二次元配列に格納する
private Color[,] textureColorTo2DArray(Texture2D texture)
{
    Color[] color1D = new Color[texture.Width * texture.Height];
    texture.GetData(color1D);

    Color[,] color2D = new Color[texture.Width, texture.Height];
    for (int x = 0; x < texture.Width; x++)
        for (int y = 0; y < texture.Height; y++)
            color2D[x, y] = color1D[x + y * texture.Width];

    return color2D;
}

○呼び出し側のサンプルコード（LoadContent()などに記述する）

// テクスチャの宣言
Texture2D texture;

// テクスチャの呼び出し
texture = Content.Load<Texture2D>("test01");

// テクスチャカラーを二次元配列に格納する
Color[,] texCol;
texCol = textureColorTo2DArray(texture);

// カラーを確認
int x = 300;
int y = 300;
Console.WriteLine(texCol[x, y].ToString());

◎補足事項

・シンプルなコードなので、デバッグや変換ツール等で手軽に使いやすい。

・Texture2D.GetData()メソッドを使用しているので処理が遅く、本番ゲームには不向き。