三国志軍記～荊州争奪戦～　ゲーム企画紹介　第一回

ゲーム企画紹介

第四回：メインシナリオ２（２／４）

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	父上のシナリオでは、樊城を攻撃する所から始まります。
	樊城の曹仁は迎撃に出るでしょうか？
	ゲームなので一概には言えませぬが、曹仁は血気盛んな性格なので、一戦交えることになりそうですな。
	構わん。ワシが一蹴してやる。
	関羽様が出るまでもありませぬ。ここは我にお任せを…。
	いずれにせよ、曹仁の手勢など我らの敵ではありませぬ。敗れた曹仁は、樊城に逃げこんで籠城することでしょう。
	いよいよ攻城戦ですな。ところで、このゲームに攻城兵器は登場するのでしょうか？
	「強すぎて樊城が簡単に落ちるとつまらないし、弱すぎると意味がないので登場しない」と聞きました。
	ということは、単純な力攻めか兵糧切れを待てと？
	このゲームは細かい指示が可能なので、力攻めにも工夫の余地があるようですが、他に偽装兵を使った計略などもあるようです。
	偽装兵？計略の一種ですか？
	槍兵、弓兵などといった兵種の一つです。彼らを城内に紛れ込ませて、火を付けたり城門を開けさせたりできます。
	それは凄い。成功すれば、樊城は大混乱ですな！
	しかし失敗すると、貴重な兵士を失います。損耗した兵は補充できないので、事は慎重に運ぶべきでしょう。
	なるほど。計略の概念も、従来のゲームとはかなり違うようですな。
	フン。計略などに頼らずとも、ワシが一気に落としてくれる！
	しかし曹仁が敗れたとなれば、魏は援軍をよこすでしょう。先に援軍を片付けないと、城の内外から挟み撃ちにされてしまいます。
	史実通りに事が運びますと、于禁が七軍を率いて来援するのですな。
	ホウ徳も加わっております。彼は白馬に乗って戦場を駆け巡り、騎射に秀でて百発百中、白馬将軍と呼ばれておりまする。
	ホウ徳なぞ敵ではないわ！ワシが直々に相手してやるから、お前達は下がっておれ！
	いやそれはちょっと嫌な予感が…。父上直々に相手せずとも、我らで何とか致しまする。
	関平よ、案ずるな。ワシには絶対に負けない秘術があるのじゃ！
	秘術？
	先生！お出でくだされ！
	（先生？）
	（関羽様が先生と呼ぶほどのお人とは？）

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